芸農塾 講師紹介


【木沢霜月祭り野郎会】

 
 
 

遠山谷に800年以上前より伝わる、『遠山の霜月祭り』。

過疎化・高齢化に伴い、年々、祭りを開催する事が難しくなって来ました。

この伝統を途絶えさせたくない!後世に伝えて行きたい!と言う、熱い気持ちを持った『お祭り馬鹿』の集団が、木沢霜月祭り野郎会です。

野郎会の発足は平成26年1月、令和6年4月現在、45名になります。

南信濃の木沢地区だけで無く、和田地区、上村地区の在住者及び出身者等の中学生~50代の男女で構成しております。

年齢、地区が違っても、祭りに懸ける想いは一緒です。

祭りが近づくと、地区の長老や先輩方から、湯立神楽舞の厳しい指導をしていただき、技術の継承をしています。

 
 

また野郎会では、地元の中学生や高校生にも指導を行い、未来の後継者育成にも力を入れております。

神楽舞だけでは無く、祭りに対する気持ち(楽しさ・難しさ)も、指導しています。

 
 

霜月祭り1ヶ月前になると、神になる準備として、心身を清め、動物の肉を断ち精進します。

野郎会は祭りを愛し、遠山の郷を愛しています。

祭りは心の拠り所であり、この祭りに携われる事を、誇りに思います。

伝統の灯が消えてしまわぬよう、残す為の努力をして行きたいと思います。